急激な、円安が止まらない・・・ 円は、20年ぶりという安値の更新を繰り返している。
エコノミストの間では、1ドル=130~135円が視野に入ったとの見方も少なくない。
円安は、交易条件を悪化させて、輸入物価を押し上げる、原材料の高騰が企業収益を圧迫するだけでなく
食品や衣料品、電気代などの値上げに直結して、伸びない実質賃金とのダブルパンチで家計を窮地に
追い込む。
果たして、企業も消費者もデメリットばかり?
①輸入物価上昇の主因のひとつだ・・・世界経済が、コロナパンデミックからの回復軌道に向かい
需要が戻り始めたこと、ロシアのウクライナ侵攻によって、穀物・化石燃料・資源などの価格を
押し上げたり、物流の混乱に波車をかけたりしている事が影響しているが、それに加えての、
この円安が主要な要因となってる、
更に、例えば、電気料金の値上がりは、3~6ヶ月後の料金に反映される仕組みのようなので、更に、
夏以降の光熱費を押し上げる要因になる。まだまだこれからだ。