3メガバンクと三井住友信託銀行、りそな銀行の大手5行は30日、7月から適用する住宅ローン金利を発表した。代表的な指標となる10年固定型の住宅ローン金利は、4行が6月から0・04~0・1%引き下げる一方、三菱UFJ銀行は小幅に引き上げる。
10年固定型の住宅ローン金利は、長期金利を参考に各行が決めている。三井住友銀行は0・1%低い3・44%、みずほ銀行は0・05%低い3・25%、三井住友信託銀行とりそな銀行はそれぞれ0・04%低い、3・43%と3・54%となる。三菱UFJは0・01%引き上げて3・47%とする。
住宅ローン利用者の7割超が契約している変動型の基準金利は、各行とも2・475%のまま据え置いた。