国土交通省は、タクシーの運賃に「ダイナミックプライシング」と呼ばれる、需要に応じて料金を変える仕組みを来月にも導入する方針です。対象は配車アプリで事前に行き先までの料金を確定した場合に限定されます。
「ダイナミックプライシング」は、需要に応じて料金を上げたり下げたりする仕組みで、国内ではスポーツ観戦や、テーマパークの入場料で導入が始まっています。
この仕組みについて国土交通省は、タクシーの運賃に来月にも導入する方針です。
▽申請のあったタクシー事業者が対象で、
▽利用者が事前にスマートフォンの配車アプリで行き先までの料金を確定させた場合に限定されます。
例えば、日中の需要の少ない時間帯には運賃を下げる一方、雨の日や週末の夜など、需要が高まると予想される場合、運賃を上げることができます。
通常の運賃と比べて、5割引きから5割増しの範囲で変動させることが可能となりますが、タクシー事業者はこの仕組みを導入することで運賃収入が増えないように料金を設定することが求められます。
また、仕組みを導入した事業者には運賃が適切な水準となっているかを確認するため、3か月ごとに国土交通省に報告することも求められます。
タクシーの運賃への「ダイナミックプライシング」の導入は、利用者の多様なニーズに応え潜在的な需要を掘り起こすことがねらいですが、納得感のある料金設定ができるかが焦点となりそうです。
国土交通省は、タクシーの運賃に「ダイナミックプライシング」と呼ばれる、需要に応じて料金を変える仕組みを来月にも導入する方針です。対象は配車アプリで事前に行き先までの料金を確定した場合に限定されます。
「ダイナミックプライシング」は、需要に応じて料金を上げたり下げたりする仕組みで、国内ではスポーツ観戦や、テーマパークの入場料で導入が始まっています。
この仕組みについて国土交通省は、タクシーの運賃に来月にも導入する方針です。
▽申請のあったタクシー事業者が対象で、
▽利用者が事前にスマートフォンの配車アプリで行き先までの料金を確定させた場合に限定されます。
例えば、日中の需要の少ない時間帯には運賃を下げる一方、雨の日や週末の夜など、需要が高まると予想される場合、運賃を上げることができます。
通常の運賃と比べて、5割引きから5割増しの範囲で変動させることが可能となりますが、タクシー事業者はこの仕組みを導入することで運賃収入が増えないように料金を設定することが求められます。
また、仕組みを導入した事業者には運賃が適切な水準となっているかを確認するため、3か月ごとに国土交通省に報告することも求められます。
タクシーの運賃への「ダイナミックプライシング」の導入は、利用者の多様なニーズに応え潜在的な需要を掘り起こすことがねらいですが、納得感のある料金設定ができるかが焦点となりそうです。