秋になり、秋刀魚の美味しい季節がやってきました
私は、煮魚・酢肴等 本来苦手なほうなのですが・・・ 料理の仕方にもよりますが、秋刀魚は本当に美味しい!
内臓の部分や骨等・・・多少の嫌気はありますが・・・ この時期の一品には最高です。
では、何故こんなに美味しいのか?
理由:これは、サンマが「無胃魚」と呼ばれる胃のない魚で、食べたものを短時間で消化し、排泄できるためだそうです。
日中にプランクトンを食べて、夜は何も食べないのがサンマの習性。
漁は夜間に行われるため、獲れたサンマの内臓は空っぽの状態。
他の魚と比べると苦味がなく、おいしく食べることができるそうですね。
しかも、栄養満点!100点!→ 超お勧めですね!
サンマ(生、皮つき)100グラムあたりで脂質25.6グラム、エネルギー量は287キロカロリー。
トロ(マグロ)に匹敵する高エネルギーです。
サンマに含まれる脂質はDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペタンエン酸)の良質な魚油。
多価不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸で、DHAは脳の活性化、EPAはコレステロールや中性脂肪を減らしたり、血流を促したりする効果が期待されています。
動脈硬化などの予防で注目される青魚共通の成分です。
この他、目や皮膚の粘膜を強くして免疫力を高める働きがあるビタミンA(レチノール活性当量)が16マイクログラム、いわゆる「貧血」が気になる人が摂取したいビタミンB12が16マイクログラム、鉄が1.4ミリグラム、カルシウムが28ミリグラムとバランス良く含まれています。
ちなみに魚や肉の鉄は「ヘム鉄」と呼ばれます。
植物性食品の小松菜やホウレン草、卵や乳製品などの「非ヘム鉄」と比べ5倍の吸収率と言われています。