※消費税10%への引き上げ後の、住宅取得にメリットが出る支援策!
①住宅ローン減税の控除期間が13年間!
②すまい給付金は最大 50万円
③贈与税非課税枠は、最大1500万円
④新築最大35万円相当、リフォーム最大30万円相当の次世代住宅ポイント(新型コロナ感染症対応)
■すまい給付金
なぜこの制度ができたの?
なぜこのような制度があるのかというと、話は消費税率が5%から8%に引き上げられた2014年4月にさかのぼる。
このとき、増税による住宅購入の駆け込み需要増と、その後の反動減を抑えるため、住宅ローン控除の最大控除額がそれまでの2倍の年間40万円、10年間で400万円に拡充されたのだ。(※)
住宅ローン控除は住宅ローンの年末残高の1%相当額が、所得税や住民税から控除される大型減税だ。その控除額が2倍に増えたのだから、消費税アップ分を補っても余りあるおトクな優遇策といえた。
しかし、年間40万円の控除をフルに受けるには、所得税と住民税(上限13万6500円)を40万円以上納めていることが前提となる。ところが年収が高くないと税金をそれほど多く納めていないので、せっかくの住宅ローン控除拡充のメリットを十分に活かせないのだ。
そこで年収が一定額以下の人向けに、住宅を買ったときに現金を支給する制度がつくられたというわけ。