不動産の価格を知るために行うのが不動産査定ですが、不動産がいくらで売却できるのか査定を行うことです。
不動産の価格を知る方法は「公示地価」や「路線価」などいくつかあり、不動産の価格を知りたい目的によって調べ方や調べる価格が異なります。
※査定額は売却額を保証したものではない
不動産査定を受ける際に注意したいのは、査定額がそのまま売却額にならないということです。
査定結果はあくまでも、予想を公示地価や市場に出回る他の不動産の価格を参考に算出したものです。
実際に売却活動を行えば買主の値下げ交渉などによって最終的な売却価格が売出し価格より下がることは大いにあります。
査定額はあくまでも仮の額であることを覚えておきましょう。
※不動産査定が重要な理由
不動産の現在の価格を知ることで査定した不動産を今売るべきか否か判断できますし、住み替えや住宅ローンの完済を目指して不動産の売却を検討している場合は頭金にはいくら用意できるのか、住宅ローンは完済できかなど、おおよその目処を立てることができます。
また、不動産の売却を本格的に行う方にも重要。不動産を売り出す際、売主が希望する額で販売を行うのですが、この時売却相場から大幅に高く設定していればなかなか売れませんし、低く設定していれば売却時に損をしてしまうというわけです。
従って、売出し価格を決める際の参考にします。
売出し価格によっては売却期間が長引く可能性がありますし、逆に早期に売却希望があれば需要より安い価格にする場合もでてきます。希望額で売れるか否かにつながってくるので、なるべく正確な売却相場を知る必要があります。
①不動産査定時のチェックポイント
※築年数 ー 建物は築年数を重ね古くなるごとに価格が落ちていきます。築年数による価格の下落は築1年から始まっており、建材によって異なりますが、戸建ては約20年マンションなら築45年程度で建物の価格は査定上はゼロに近くなります。
※間取り ー 多くの買主に欲しいと思われる間取りは普通の間取りです。ご夫婦・子供2人がよく言われる一般的な世帯・ファミリー向けであれば、1Fにリビング・ダイニング・客間用の和室・2Fに3部屋の4LDKが一般的です。
※立地(周辺環境)ー 人気エリアであるかはもちろんのこと、近くに公共交通機関や病院などがあるかなども評価のポイントです。その他、周辺にスーパー・コンビニや大型商業施設や小学校・中学校など他に公演・金融機関。小学校は周辺に住んでいる世帯から入学できるので、学区内であるか否かで需要が大きく異なります。
※土地の形 ー 土地は正方形や長方形といったきれいな四角形の整形地であれば土地の価格は落ちませんが、台形や三角形、旗竿地といったいびつな形の不整形地であれば、評価は下がってしまいます。
※道路 ー 道路の種類や道路幅、更には交通量の多さ・幹線道路か否かなども大きく評価されます。
※景観・日当たり ー 洗濯物などを干す庭先への日照が確保されている不動産は日当たりが良好とされ、評価は高くなります。
等など、他にも多方面にて価格に反映される場合があります
※家の相続・売却・査定に関しては、ご検討中でありましたら お気軽に当社にご相談下さい
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