ソフトウエア大手のマイクロソフトは、「チャットGPT)」の開発元であるオープンAIの最新技術を搭載した自社の検索エンジン「Bingビング」とブラウザー「エッジ」の新バージョンを公開した。
ウェブ上での検索やコンテンツ作成向けの会話型サービスで先行することで、検索市場の巨人グーグルに対抗する。
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また 最高経営責任者(CEO)は7日に本社で開いたイベントで「この技術はほぼ全てのソフトウエア分野を再形成することになる」とし、インターネット検索にイノベーションが復活する「潮時」だと語った。
オープンAIの言語モデルで、チャットGTPの技術よりも進んだモデルに基づいて作動する新型ビングは、チャットモードと通常モードの間で自由に切り替えでき、ユーザーはボットを使ってメールを作成できる。
新型エッジはチャットと文章作成向けに人工知能(AI)ベースのビングを追加。
ウェブのページを要約し質問に会話形式で答えられる。回答は情報源の引用を伴い、ユーザーは情報の出所を確認できる。
大量のテキストや写真、アートから新しいコンテンツを作成するジェネレーティブ(生成)AIが突如注目を集める中で、ここ数週間にマイクロソフトとグーグルによる製品発表が活発になっている。
先週にはマイクロソフトがオープンAIの文章生成ツールを通じて営業担当者向けのメールを作成する顧客管理プログラムを発表。
またチャット・ビデオ会議向けプラットフォーム「Teams(チームズ)」のプレミアム版にはAI作成の会議メモを提供する機能も持たせた。
新型ビングの検索質問欄には最大1000字の入力が可能。ユスフ・メディ副社長はデモンストレーションで、今週末のスーパーボウル期間中にアリゾナ州スコッツデールで行われるイベントについて新型ビングに尋ねたところ、スーパーボールウィーク関連のパーティーや料理のイベント、他の催しに関する情報が表示された。
時代の変化が素晴らしいです・・・ PCのキャラクターが色々話しかけたことに対して答えを出した上で会話もしてくれるそんな感じなのだろうか?