企業間で取引されるモノの値上がりが続いています。
きょう発表された11月の企業物価指数は前年同月比9.3%上昇し、8か月連続で過去最高を更新しました。
日銀が発表した企業間取引の価格を示す先月の企業物価指数は、2020年の平均を100とした水準で118.5ポイントで、比較可能な1980年以降で過去最高を8か月連続で更新しました。
また、前の年の同じ月と比べた上昇率も9.3%と、21か月連続で前の年の同じ月を上回っています。
歴史的な円安が落ち着いたことなどで円ベースでみた輸入物価の上昇幅は改善しましたが、電気料金の値上げなど価格転嫁が進んでいることで、対象となった515品目のうち、8割以上の438品目が値上がりしました。
企業物価の高止まりは今後、「さらなる値上げ」という形で私たちの生活に一段と影響が広がる可能性があります。
これから、日本の政策がとわれますが?防衛費をめぐって増税でしょうか?
岸田首相は10日の会見で、防衛費として5年後の2027年度以降、1兆円強を増税でまかなう方針を示し、「抜本的に防衛力を強化するには安定した財源が不可欠だ」と強調。
その財源として、東日本大震災の復興に向けた所得税の上乗せ分から2000億円程度を転用するほか、法人税・たばこ税の引き上げを検討していることを一部メディアが報じている。
このうち、岸田首相が強調する法人税の増税では、7000~8000億円をまかない、たばこ税の引き上げでは、2000~3000億円を確保する案も検討しているという。
現実的には「法人・所得・たばこ税」のトリプル増税があっさりと進められようとしていることになる。
大丈夫なのか?