「木造住宅の耐用年数について知りたい・・・」よくある質問です。
①国土交通省の定めた法定耐用年数ー国税庁が減価償却の計算に用いる耐用年数の事
木造住宅 22年
鉄骨鉄筋コンクリート 47年
レンガ造住宅 38年
②物理的耐用年数ー住宅が物理的に何年もつか?
経年変化や自然消耗によって使用出来なくなるまでに何年かかるのか?建築材料・機械・電気設備・気候や条件によっても耐用年数は変わってきます。
③経済的耐用年数ー市場価値を含めた耐用年数
市場で売れるかどうかで評価され、市場で需要が高ければ耐用年数は長くなります
リフォーム等して見た目をよくすれば耐用年数は増えますが、リフォーム費用が建替え費用をこえると期限が
経済的耐用年数と考えられます。
④期待耐用年数ーメンテナンスしながら使うときの耐用年数の事です。
リフォームしながら使用する場合、あとどのくらいもちそうかを推定して算出されます。
※耐用年数はどうやって求めるのか?
(22年ー経過年数)+経過年数X20%
例)10年経過している中古住宅の場合 →(22-10)+10*0.2=14 耐用年数14年となります。
※結論として メンテナンスしなければ寿命は20~30年程度 メンテナンスをすれば50年~100年程度
木造住宅の材料は長持ちしますが、キッチン・バス・トイレなどの住宅設備が20年程度でリフォームが必要になると言われています。リフォームぜずに使い続けたとしても30年程度で使用不可に。